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海外でフルマラソンに挑戦

僕は中学はバドミントン部でしたが、その傍ら陸上もやっていて高校では長距離専門でした。まぁあんまり速いほうではなかったんですが(笑)小学校の頃はマラソンの時期になると朝早く親に起こされていやいや文句を言いながら走ってたわけで、正直走るのは辛いし楽しくないし無理やりやらされてると刷り込みされてしまい。走るのは嫌いだったけど、中学から徐々に結果がついてくるようになって、しかも両親や友人や先生が走るのを応援してくれているのに気付いてからは走るのが好きになっていました。まぁ長距離といっても、5kmのマラソンばかりで、一番長くて10km、あとは高校の陸上部の仲間と6時間リレーマラソンって言うのにでて見事5位という成績を残したぐらいで、フルマラソンなんて走ったことも無いし、駅伝の選手が20kmほど走っているのを見て感激してたくらいのレベルですが。しかし、5kmにせよ10kmにせよマラソン大会というのは実はとても面白い場所です。以前は辛いから嫌な場所だとずっと思ってたのですが、結果どうこうじゃなく「楽しむ」という目的でマラソンに参加してみると、マラソン大会は初心者も参加しやすいし、特典が実はかなり豪華。たとえば僕の地元のニセコマラソンに参加すると、ジャガイモが袋に詰め放題+温泉の割引券がついてきます。余市(北海道、マッサンで有名)マラソンでは、フルーツを山ほど食べられます。洞爺湖(北海道、湖、温泉、噴火、昭和新山)マラソンでも温泉の割引券がもらえます。このように、走るだけでなく応援する人も飽きない実はかなり面白い大会が日本全国であります。もちろん、海外でも一般人が参加しやすいマラソン大会が山ほどあります。

理想の留学とは モチベーションを保つには

あいつ海外で頑張ってるから、俺も頑張ろうって思われたい。でもまぁそういうのって気付かないうちに、そう思われているもので、そうなろうって考えながら生活している時点でマイナスなのかも。純粋に目的に向かえていない証拠なのかもしれない。正直な話、2term目が始まって、留学の折り返し地点に来て中弛みをしていた。日本に帰りたいなとすら思っていた。その理由はいろいろあるけど、やはりネイティヴとの言葉の差が大きい。しかも、帰国後の事を考えると焦りが生まれてくるっていうのもある。帰ってから自分の居場所があるのだろうかとかを考えてしまう。でもこのまま帰国して自分は何を語れるんだろう。何を学んだのだと言えるのだろう。自分の無知さ無力さを知ったとしか言えないのではないか。まだ帰ることはできない。まだ自分は何も成長できていない。焦りが焦りを呼ぶ。そんな時は先輩を呼んでパブに行く。日本人が周りにいるという事はこういう時に助けになる。今日のテーマは理想の留学にするために•成功した留学の1番の要素とはそれはやっぱり海外に自分の居場所ができる事だと思う。それはネイティヴの友達を作る事だ。しかし、フラットメイトと会話はするが、そこにネイティヴがもう一人登場するともう何もできない。1対複数の時はただ相槌を打って笑ってるくらいしかできない。フラットメイトととはやはり友達ではなくフラットメイト止まりになってしまうのか。だが、ネイティヴの友達を作る環境はいくらでもある。自分の強みを活かしたサークルで目立ち、週何日か必ずそのコミュニティーで過ごす。そうすれば同じ時間を同じ事をしながら共有する事で、友達に発展できるはず。環境はいくらでもある。さらに、自分のモチベーションを上げるには・目標、目的地を明確にする。・とにかく動く・効率を考える・決まりを作る・休憩も大事目的地を明確にする事で、そこから逆算して今自分のすべき事、優先順位を明確にできる。やるべき事、やりたい事を紙にリストアップする。もしくは、とにかくがむしゃらに動いてみる。そこからやりたい事が見つかる可能性もある。優先順位が決まると、それらを効率的にこなす必要が出てくる。目的に向かって、順番にやらなければいけない事をこなす事が出来る。そのためには、一日の中に意識した決まりを作り、それを守る事で日々の過ごし方の効率も上がってくる。それらを毎日やるためには、やはり休憩も必要だ。睡眠を充分に取る。土曜日はリフレッシュする。部屋の掃除をして綺麗な環境で、また目的を見直す。その時に過去の自分と向き合う時間を設ける事も非常に重要。留学生活、周りはネイティヴだらけ、学校には山ほど本があり、いくらでも勉強ができる。学生活動も活発で、様々なサークルがあるし、イベントもたくさんある。旅行にもすぐ行ける。環境は整い過ぎている。この環境で過ごして、成長できないのは明らかに絶対的に自分のせい。自分次第なのだ。やるかやらないか、それだけなのだ。すでに留学が半分終わり、振り返ってみて、半分を無駄にしてしまった。お金もかかっているのに、本当に申し訳ないと思っている。ただ、この事実に気付けたのも一歩である。中弛みから抜け出すのだ。口にするのは本当に簡単な事。やるかやらないかが全て。ただそれだけなのだ。さだまさしさんのあるライブのMCで、こんな事言っていました。「東日本大震災の後、被災地でライブをやらせてもらう時、生き残った被災者の方はみんな同じ事を言う。こうなるってわかっていれば。こうなるんだって知っていれば。と。でも、そんな事誰にも分からない。明日生きていられる保証なんてどこにもないんだ。生き物である限り、生きているというのは異常事態、奇跡が続いている。だから僕はどのライブも一生懸命やる。明日ステージに立てる保証はどこにもないから。毎日を後悔しないように過ごす、これはすごく大変な事だけど。今日伝えたい事は伝える。今日できる事は今日する。こんな事から始めたらどうだろうか。せっかくこの年まで生きてきた事をもっともっと大切にして生きて欲しいと思います。」後悔をしないように生きる。後悔した過去があったとしても、今の自分を作っているのは今までの全ての過去。だからその一つに無駄な一瞬なんて一つもない。そう考えると、これから待ち受ける全てに簡単にぶつかっていける気がする。だって、それで後悔したとしても、その一瞬も未来の自分には必要な一瞬だから。そうやって生きていく事が出来たら。なんかポエマーみたいになってしまったけど、留学中間報告という事で。この環境でやれる事に今後全力で向かって行こうと思います。もう宣言しちゃったからやるしかないんだよね、口だけにならないためには。話に付き合ってくれた先輩方どうもありがとうございました。