SOAS, ELASについて

出会いとは自分の家の便器に隕石が降ってスコーンと入るほどの奇跡らしいです。

久しぶりの更新です。
天気のいい1週間が終わって、雨が降って、ロンドンはいよいよ冬へ突入するのでしょうか。

何度も言いますが、僕にとって初めての海外生活で、美味しくないご飯と高い物価、コミュニケーションの難しさ、そして言語という高い壁にぶつかっています。そして今回は僕の留学先のSOASとその中で僕の交換留学のコースであるELASコースについて紹介します。

ELASコースとはEnglish Language and Academic Studies という1年 3 Terms のFoundation course です。他にも確かICCっていう名前のFoundation courseがあって、SOASの中のIFCELS、要は留学生コースという位置付けになります。ELASにはA1〜A4までクラスのレベルがあって、基本的にterm毎にレベルが一つづつ上がっていく仕組みです。なので9月から入って、3termいる人はA1もしくはA2スタートになります。A1はかなり基本的な英語の文法、スピーキング、ライティングを勉強します。他にレクチャーでHumanity を学びます。A2から、Humanity, Social Science, International Business のレクチャーを選択できて、さらにart, media, IELTS などの授業も選択できるようになります。僕はA1スタートでした。IELTS のライティングスコアでクラス分けがされるようです。

ELAS コースの率直な感想として言っておきたいのが、

「日本人が多い」

という事です。ELASコースの半分は日本人と言っていいですし、外国人でもアジア人がほとんどです。したがって、ELASコースの勉強だけではネイティヴの友達は出来ないと思っていいと思います。白人様のイケメンボーイフレンドを作って彼に英語を教えてもらいたいわという日本人の女性の方や、スレンダーブロンド美女に人生を捧げたいというニッポン男児の方は、Society(サークル)に入ったり、寮やホームステイ先で友人を作る事をお勧めします。ELASに来る日本人の人はこの日本人の多さにまずガッカリします。まぁそりゃ日本人と英語をしゃべるなんて別に海外じゃなくてもいいっすからね。この環境で積極的にコミュニティを作っていくか、日本人の中で安心するかで、留学生活は大きく変わっってくると思います。逆に言えば、日本人もたくさんいるから安心して留学できるという考え方もできますね。僕は日本人に助けてもらっているし、日本語ばっかり喋っているわけではないので、今のところ実に充実しているし、困ることはほとんどないから自由に新しい事に挑戦できています。失敗もたくさんできるという事です。


これがSOASの図書館。電気がつかない机が何個かある。日本語の本もかなりある。かなりいい環境。
これはwelcome week 日本の大学でいう新歓。とにかくパーティばっかり。月曜なのに3じまで飲むとか当たり前。なるべく参加すべき。楽しい。お酒の力を借りて英語を喋ろう。友達を作ろう。

ちなみに僕は今、日本人の留学生と日本語を専攻しているSOASの学部生とのパーティから帰ってきてほろ酔いでこのブログを書いています。日本ではパーティに参加したことはほとんど無く、部活の打ち上げでもたくさんの人と話す事ができない僕は、無理やり酔って会話にjoinしていきます。僕は英語に少なからず自信があったけど、こっちでぶちのめされています。でも、英語を話しているときは楽しいし、お酒を飲んでる時は楽しい。確かに授業中何を言っているかわからなかったり、discussion の授業でyesしか言わないで終わって泣きそうになりながら図書館で復習をしている。でもこの1年で確実に成長できるだろうっていう実感があるし、何より2週間前の自分に今の自分を見せたいくらいの成長をもうすでに実感している。

有名大学がどうとか、学部と語学留学だとか、始まったクラスが1番レベルの低いクラスだとか、英語全然わからなくて帰りたいだとか、外国にいるんだから日本人とは友達にならないだとか、そんなつまらない事考えてないで、全てに純粋にぶつかって猛烈に吸収しないと何も変わらないと思う。ロンドンに来て良かったと心から思える留学に今はなっています。留学を考えている人は、迷わず留学したほうがいいと思う。メリットデメリット、お金とかいろいろ考える事はあるけど、許されるのなら絶対に来たほうがいいと思う。行きたいと思ってくれば絶対に成長できると思うし、ロンドンでは文化、歴史、多民族、自分の興味のある分野にすぐに繋がる事ができる。ロンドンに無いものはないんじゃないかってくらい、やろうと思えばなんでも手に入る。ビザがどんどん厳しくなっているけど、来て後悔はしないでしょう。

出会いとは自分の家の便器に隕石が降ってスコーンと入るほどの奇跡らしいです。そんな奇跡が僕にはたくさん起こっていて幸せです。大切にしたいと思っています。

イギリス・ロンドン留学生活

Niseko, Hakodate, London, Scotland 増えていくアナザースカイ "When a man is tired of London, he is tired of life; for there is in London all that life can afford." by Samuel Johnson

2コメント

  • 1000 / 1000

  • Niseko

    2016.12.10 14:02

    @Hanaこんばんは 初めまして。ブログを読んでいただきありがとうございます。僕にできる事があれば是非力になりたいです。メアドでもいいですが、Facebookのメッセンジャー等の方が気軽にやり取りができるかと思われます。いかがでしょうか?
  • Hana

    2016.12.10 02:33

    こんにちは!私は大阪在住の高校3年生ですが、卒業後お金を貯めてから、SOASのfoundation courseをとり、その後はSOASのBA musicという授業を受けたいと考えています。日本人でSOASに留学に行っている方を探していたところNisekoさんのブログを見つけて、SOASに関して色々と教えて頂けたらと思いコメントさせて頂きました。初対面で急なのですが、質問したいことが沢山あるのでメアドなどを交換して頂けると嬉しいです! 突然のコメント失礼します🙇