A shock

明後日から学校なんですが、今日つい僕のフラットのフラットメイトが全員集合した。イギリス(男)、ポーランド(男)、香港(男)、イタリア(女)、スイス(女)。僕はSOASのELASっていう言わば語学コースに通うわけで、このコースを専攻する人はこの後に大学院や学部に進むわけなんですけど、僕のフラットメイトはみんな学部でスタートする。つまり英語を母国語並みに使いこなす人たち。こっちに来てからようやく英語に対する自分の位置というか実力を身をもって感じた瞬間だった。

もう、なんにもわからない。早い。訛りもそれぞれ。早い。もうハイスピードでいろんな話題が飛び交って自分に降られたら一回聞き直さないといけないくらい。英語を勉強し始めてから一番のショックだった。ネイティヴの人としゃべる時ももIELTSもTOIECもそれに取り組むモチベーションというか対日本人を意識して取り組むからある程度は理解できるけど、英語のためのコミュニケィションではなくコミュニケィションとしての英語が自分には全く身についていないんだと実感した。本当にショックだった。テキーラを2杯飲んだけど、「あいつ話通じないし、今度からもう呼ばねー」みたいになってもおかしくないほど固まっていた。彼らと一生の友達になりたいし、彼らと語りあいたい。話をしたい。気持ちを伝えたい。感動したい。わかりあいたい。共感したい。怒りたい。助けたい。助けてもらいたい。繋がりたい。

やっと外国を実感した。

彼らは今SOASのパーティに行った。俺はそのパーティの存在自体知らなかったし、やっぱり大学全体が始まる9月だけど、語学コースで交換留学という引け目を感じてそのパーティには行く事が出来なかった。香港人に、「関係ねぇよ!来いよ!行くぞ!」って言われたが、ちょっとこのショックから少し時間を置いてチャレンジがしたかった。部屋にこもって逃げる事もできるけど、そんな事をするつもりはない。ただ、今日の出来事は今まで味わった事のないショックだった。話に入れないのだ。このまま1年が終わるのは考えられない。1年後に彼らと涙の別れをしたい。部屋にこもって、逃げる事は簡単だ。今日は逃げてしまった。しかし、この時間に自分のモチベーションを高めて、この気持ちを今後のコミュニケィションに繋げたい。

明日からはウェルカムウィーク。自分の思ってる事を伝えないと通用しないのはこの1週間の買い物で学んだ。今度はそれをコミュニケィションにする。今日のショッキングな出来事がなかったら逃げ続けていただろう。でも彼らと繋がりたい欲求がプラスに向かうように頑張ろう。「人はなぜ落ちるのか。そこから這い上がるためだ」バッドマンビギンズのセリフが頭をよぎる。あとはひたすら這い上がろう。掴めるものは全部掴んで這い上がろう。そして、落ちた場所よりも遥かに高いところへたどり着こう。僕はロンドンに学びに来ているのだ。これは旅行ではない。

イギリス・ロンドン留学生活

Niseko, Hakodate, London, Scotland 増えていくアナザースカイ "When a man is tired of London, he is tired of life; for there is in London all that life can afford." by Samuel Johnson

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