幼馴染みでイギリスに留学中のAさんと4泊8日のなかなかハードな旅に行ってきました。移動をほぼ深夜バスにして宿泊費を浮かそう作戦です。その甲斐あってロンドン→ブリュッセル→ミュンヘン→プラハ→ロンドンで移動費約£80。途中ブルージュに行ったりドイツを
電車で回ったりもしたけど、それでも£100はいかなかったです。前に同じ大学の友達が函館ー札幌感覚でヨーロッパを周れるって言ってたけど、本当だなって感じでしたね。
そんなわけで1日目、ロンドン出発からブリュッセル1泊までを振り返ってみます。
まずはビクトリアコーチ駅でAさんと待ち合わせ。Aさんの荷物の少なさに驚く、さすが旅慣れている。バスは3時間くらい走ってドーバー海峡までいきます。ここでパスポートチェック。フランス入国のスタンプを押されます。水曜どうでしょうっていう番組で、ドーバー大橋っていうのがあると思うんだよなぁ、あいやトンネルだ!車ごと列車に乗るのかい?みたいな会話をしていたのを思い出して、このバスも電車に乗るのかなって想像してたらなんとフェリーでした。
ちなみに、どうでしょう軍団が北欧に向かう時の「藤村君、君はさっきから、トンネルだ。トンネルだ。言ってるけど、一個もトンネルはない訳だよね。全部橋だねぇ!」っていう会話がものすごく好きなので、北欧へもバスで行ってみようかなと思ってます(笑)
フェリーに乗ってドーバー海峡を渡る。90分くらい乗るとフランスにつきます。この船の中で時計の針を1時間進める。移動し始めてから気付いたけど、このバスでの移動はロンドンを出発してから約1時間半くらいでパスポートチェックがあって、そこからさらにフェリーに乗って、フェリーで90分過ごしたかと思えば、またバスに乗ってブリュッセルに向かう。ということは、このバスを深夜バスとして使うと全然寝れない。初日から結構きつめな1日になりそうな予感。
なんだかんだバスに揺られて、朝7時にブリュッセルに到着。ブリュッセルは思ってたより意外と都会。トイレで歯を磨いて顔を洗って、駅のパン屋さんでクロワッサンとコーヒーを飲んで8時過ぎくらい。ここでAさんとは別行動で僕はブルージュへ。
まず、自分のいる駅がブリュッセル中央駅だと思っていたら北駅で若干テンパる。駅員さんにいろいろ聞きながら、ブルージュへの生き方を聞いてとりあえずブリュッセル中央駅へ。電車が遅れて待っているホームに目的の電車が全然来ない。20分ほど待って駅員さんに聞くともっと早く行く電車を教えてくれて、そのおそらくブルージュ行きの電車に無事乗車。駅のアナウンスとか表示とかが全くわからないけど、今のところ英語は通じる。電車に乗って、ここで朝焼け9:30過ぎ。
1時間半くらいでブルージュに到着。
ブルージュといえば、水曜どうでしょうでボローニャと間違った街で、ミスターがチョコとマジパンっていう半分砂糖のお菓子で散々な目に合う街。一方天井のない美術館って呼ばれていて、運河で栄えてからその運河に砂が堆積するようになって、そのまま衰退してしまったため中世の街並みがそのまま残っている美しい街です。北のヴェネチアとも言われているような。
ペギン会修道院
街自体は小さくて1日で一周できてしまうような運河に囲まれた街。
これがマジパン。お店に入ると試食のチョコをそんなに食べていいにってくらい勧めてくれる。買い物は後にしようと思い。とりあえず旧市街へ。
完全なる中世のヨーロッパ的な街並みに感動。街の中心のマルクト広場へ。
右の鐘楼には登るべき。ここの受付でブルージュ内の全ての小さな博物館の施設に3日間入り放題のチケットが買えます。圧倒的にお得。
風車もあります
夕暮れから夜にかけてが運河がライトアップされて美しいと言われていたんですが、ブリュッセルのホステルのチェックインもあるので、夕暮れ前にブルージュを後にしました。
運河で囲まれて、街の中心の広場には高い鐘楼がそびえ立っていて、この街を目指す旅人たちは鐘楼や高い教会の塔を目指して歩いていたんだろうかとか、最盛期の街の広場の活気が聞こえてくるような気がしながらも、どこか忘れ去られた街のような寂しい静けさが漂う美しい街でした。
ブリュッセル北駅から徒歩30分のホステル。
ベルギービールその1。とても美味しい。
ベルギービールその2。美味しい。
Aさんはこの日3時までホステルで寝ていたそうです。さすが旅慣れている。
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